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Sebile氏、現る! その2

こんにちは。
フィネススタッフ、エヌです。
お話の続きより・・

Sebile氏の「大物シーバスが釣りたい!!」という強力なリクエストに、思い浮かんだのが九州最大級のあの川。
例年、梅雨から初夏にかけて大物が上がる人気のスポットです。

来日する直前に地元のエキスパート古賀さんと高野さんに連絡させて頂き、近況を伺うと・・
「まだ、ほとんど上がってないですよ〜。例年ならもうボチボチ釣れているんだけどねー。けど、もうそろそろ上ってきそうな気もしますよ〜」と、ビミョウ〜な返事。
大物狙いにリスクはつきもの!
Sebile氏に状況を説明すると、やはりノーフィッシュ覚悟でも行ってみたい・・・という訳で古賀さん、高野さんに色々とアドバイスをいただき、そしてお願いをたくさんして九州入りしました。


九州遠征二日目。

昨夜遅くにチェックインしたので、たっぷりと睡眠をとりお昼前に高野さんにピックアップをお願いしました。
P6120042.JPG

荷物を積み込んでいると、古賀さんも登場。
陽気なお二人に、Sebile氏を紹介して、いざ!釣り場へ・・・と、思ったらSebile氏の病気が出てしまい、近くの釣具店へ行く事に。
「ちょっとだけやで!」
と、関西訛りの英語が通じなかったのか?1時間近くも店内をウロウロして、今回の釣りには全く関係の無い巨大なウキなどを購入していました。(笑)

現場に一旦入ると動けないので、コンビニで食料を調達し、いよいよ釣り場へ。
午後2時に到着して、早速タックルの準備に取り掛かりました。
すると、古賀さんに電話が・・
「いい情報入りました!今朝、ここより少し下流側でボイルが起こって、友人の江藤さんが80upをキャッチしています。ひょっとすると、例年より遅れていたベイトフィッシュが上ってきたのかも。午後からの地合でチャンスが来ればいいですね。」と、古賀さんもナイスな情報にワクワクしているようです。

川幅が150m位のこのポイントでは、バイブレーションのリフト&フォールとトップウォーターでの二通りの狙い方があり、いずれも50m〜70m位のロングキャストが必須条件だそうです。
「サイズは70upが多くて、80upや例年メーターオーバーも何本か出ますから、油断しないで下さいね。」
と、古賀さんからアドバイスされ、俄然やる気のSebile氏。

それを上回る意気込みで、高野さんが張り切って第一投。
「おっ、アタリましたよ。」
ホンマですか〜?

そして、次の二投目。
「ヒットー!」
マジですかー!!

大あわてで玉網をセットして、ランディングに向かうと、ええファイトしてます。
無事キャッチしたのは、グッドコンディションのタイリク、84cm。
P6120044.JPG

ヒットしたのは、バイブレーションによるリフト&フォール。
「ボイルが出るまでは、このメソッドが有利ですよ。」
P6120052.JPG

高野さんのアドバイス&レクチャーを受けるべく、すぐ横に入ってセビル・フラットシャッド77SKを動かしてみる。
「フムフム、こんな感じかな。」
と、フォールさせたとき・・「ゴクッ」

「んっ?」
体が勝手にアワセを入れてくれました。

「ジーーー、ジィーーー」
がまかつ・チータ96MHがバットから曲がり、ドラッグをゆっくりと重々しく滑らしながらラインを引き出していき、上流へ向け走り出しました。
「そいつは、年に何本か上がるスーパーサイズですよ〜。頑張ってくださ〜い。」
緊張するような、応援を古賀さんがかけてくれます。
後ろではSebile氏がブラボー、ブラボーと叫んでいるが、とりあえず魚に集中しよう。

左手でスプールを押さえながら、あれこれ考える・・
アワセはきっちり入れたし、システムも直前に組み直したし、フォールで喰わせたからルアーは口元に掛かっているはずや・・・「コイツは、獲れるぞ!」

と、思った瞬間。
あちゃー、やってしまいました。
バラした魚は、なんとかとか言いますが、ホンマにでかそうでした。

「今の魚で判断すると、今日今期のファーストランが入ったと思います。夕方にボイルが起こるかも知れませんね〜。地合ですから、頑張りましょ・・・ヒットォーーーー!」

次は、古賀さんだ!
P6120055.JPG


つづく

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2007年08月20日 19:34に投稿されたエントリーのページです。

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