こんにちは。
フィネススタッフのエヌです。
先日の、中島さんが釣られた七色ダム・ウェイトレコード7560gは各方面で話題になっているようですね〜。
弊社に寄せられるマジックスイマーの問合せの多さが凄まじい状況である事で、改めてビッグフィッシュというのが、いかに偉大であるか感じる事が出来ます。
何より、そんなデカイバス、生で見てみたいではありませんか・・
週末、大きな大きな二匹目のドジョウを求めて、七色ダムへ行ってみました。
大又川にあるレンタルボート「NANA-IRO」さん。優しいおじさんとおばさん、ベッピンのお姉さんにお世話になりました。
水位の増減が少ないので、荷物を楽に持ち込めそうです。
七色ダムは、上流から下流までかなり長く、9.9馬力+Vハルアルミボートでも1時間位かかので、今回は、中島さんのモンスターの影響もありそうなので・・下流域を中心に廻る事と、中島さんからのアドバイスもあり、大きく移動をせず5馬力+ジョンボートでじっくり丁寧に釣る事を心がけてみました。
そして、今回のもう一つのテーマは・・スイムベイトでランカーバスにチャレンジする事です。
表層用にマジックスイマー165SK、中・底層用にハドルストン6インチ、BBZ-1
メインにしたのが、もちろん!セビル マジックスイマー165SK、カラーはレインボートラウトカラーです。
二つ目は、現在バスアングラーの最も注目しているスイムベイト「ハドルストン」、手頃なサイズでランカーの実績の高い6インチをチョイス。
そして、今回最大の秘密兵器として用意したのが、アメリカの友人から取り寄せたアメリカ・SPRO社の「BBZ-1」というビッグスイムベイトです。
長さ21cm、重さ150gあり、ライギョロッドクラスが必要でした。
実際に投げてみると・・・GTフィッシングをしているような錯覚に陥る位、キャストするだけでも大変。汗
しかし、リトリーブしてみると・・・本当に素晴らし泳ぎっぷり、これはいけそう!です。
一緒に入手したDVDでも、抜群のアクションで次々と10ポンドオーバーキャッチしていく様子が、強烈なインパクトを与えてくれてましたので、今回はこの3つのルアーをメインにがんばってみました。
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大又川を下って、本流エリアに入ると、早朝にもかかわらず多くのボートがエンジン全開でポイントに向かって走っていきます。
5月に行なわれるJBの大会の影響もあると思われますが・・やはり、休日はハンパじゃないフィッシングプレッシャーがかかるようです。
ダム近くのスポーニングに最適なワンドをチェック、日当りの良いこのエリアにはたくさんの小バスも見えましたので、ロングキャストでバスに警戒心を与えないように注意しながら進んで行きます。
たくさんのサイトフィッシング・アングラーからは離れる様に、マジックスイマーを丁寧にキャスト、キャスト、キャスト・・・結局、10時頃まで全く反応ナシ。
心が折れそうになる前に、睡魔に襲われて木陰にボートを止めて、船上でのランチタイム。
お湯を沸かして、「豚汁うどん」とお弁当を食べたら、ますます眠くなってきました。
ボートから落ちる前に、寝る事に・・・zzz
12時、気持ちよく目覚めて、スイムベイト修行の再開。
ここまで、表層を主体に狙っていたのですが、少し深いところをチェックしてみる為、ハドルストンで3〜6m位のところを引いてみると・・・
おー、付いて来た。
明らかに、デカイ!丸いでかいバスだ。
ハドルストンの後方5cm位(くっついている様に見えました!)に、黒い塊がいてる、いてる・・
咥えなかった。はぁ〜
少し流して、先程チェイスのあったところへ、再キャスト。
また、チェイス、今度のもデカイ!!
ボートまであと数メートルまでルアー来ている・・
「なんで喰わんのやー。」
またしても、口を使わせる事が出来ませんでした。チィ〜ン
その後も、水深5〜7m位の深さからデカイ(おそらく60は軽く超えていそうな)魚が、2回チェイスしてくれましたが残念ながら、バイトを取る事は出来ませんでした。
合間に、ワンドの奥なんかも見て回りましたが、鯉の産卵前集合が始まっているようで何処も鯉でいっぱいです。
1匹だけロックしているような40cm位の魚に、去年から試してみたかったリグを投入してみると、ス〜〜と近づいて「パクッ」と咥えました。
「あっ、釣れた!」てな感じです。
意外とサイズは良かったです。
中島さんが昨年、66cmをキャッチしている「マジックスイマーのダウンショットリグ」です。
マジックスイマー95mmをヘビーダウンショットで、沈下させ急にストップがかかると「クネッ」と、ボディが折れるのがたまらんみたいです。
詳しくは、昨年のロッド&リール 2007年9月号、49ページをご覧下さい。
それにしても・・魚のサイズを見誤っていたようです。
ということは・・チェイスしてきた魚は、一体どれ位デカかったのか・・ため息が出ました。
天気予報では、にわか雨の予報が出ていたので少し期待していたのですが、それもなく最後に大又川に入ってじっくりと釣ってみましたが・・無風で結構晴れてました。
根掛かりを覚悟して丁寧に底層や立ち木などの障害物を、BBZ-1とハドルストンを使ってタイトにトレースしましたが、バイトを得る事は出来ませんでした。
モンスターバスは、そうは簡単に振り向いてはくれませんね。
だからこそ、バスアングラーが真剣に挑むんだと思いますし、釣り上げた時に訪れるだろう感動を是非味わってみたいです。
今回は、結果は出ませんでしたが、またこの美しい景色の中で、モンスターバスにチャレンジしたいと思います。
次はいつかな・・モンスターバスを育むこの素晴らしい自然に感謝したいです。
では、また。
<使用タックル>
(マジックスイマー&ハドルストン用)
ロッド:がまかつ カバーショット MH-72
リール:ダイワ TD-X105
ライン:アプロード GT-R Nスペック 20ポンド
(BBZ-1用)
ロッド:FINESSE ANACONDA 76-XH
リール:ABU アンバサダー5500C
ライン:アプロード GT-R Nスペック 25ポンド
(偏光グラス/宅配のめがねやさん仕様)
レンズ:TALEX アクションコパー/シルバーミラーコート
クリアーなりザーバーにお勧めのアイテムです。今回は、水中の木や岩をしっかりと見ることが出来たので、スイムベイトをタイトにトレースする事が出来ました。(釣れませんでしたが・・すみません。) 宅配のめがねやさんによるセッティングは、レンズの歪みがなく長時間の釣行でも眼精疲労が起きにくく、快適に過ごす事が出来ます。(帰りは、路肩で爆睡していましたが・・・これは私がおっさんで、基礎体力の低下が原因だと思われます。悲) ホンマに、これを忘れたら、釣りは終了です。笑
フレーム:ジール・オプティクス NEO AVENGE
フレーム素材にチタニウムを使い、軽くて剛性感があり、タフに使える優れたフレームです。
※今回は、初めてタクメガ・オリジナル「サイドバイザー」を使ってみました。期待通り、サイドからの景色の映り込みが無く、非常に見やすいので快適に釣りに集中する事が出来ました。周りでサイトフィッシングをしているアングラーに貸してあげたかった位です。笑