こんにちは。
フィネススタッフのエヌです。
前回のつづきです。
ちょっと遅くまでメバルをがんばっていたので、加地さんとIさんは再会を約束して、ご帰宅となりました。
「シーバスも狙えますか?」
という欲張りなリクエストに答えてくれて、木村さんがロケーションの良いナイスなポイントに案内してくれました。
すぐ近くで、春の風物詩である漁り火が、列を組んで、忙しそうに、反時計回りに、走行しています。
そして、見事な操船をしながら両手に持った小さな網を使って、上手にシラスうなぎをを獲っていました。
「あの漁り火は、気にしなくていいですよ。明かりと明かりの間に、暗くなりますからその時に、バイトしてくるんです。」
木村さんは実績の高いミノータイプ「クーリーミノー」、私はジョイントスイムベイト「マジックスイマー125」
でスタート。
「下げ潮のカレントが効きだすと、反転流のラインでヒットするんですが、まだ効いてない感じですね〜。」
数十分後、徐々に効き始めた感じで、
「良い感じかなー、ちょっとサイズを落として流し込んだろ。」
とマジックスイマー82SKにチェンジして一投目。
少ーし流し込んでから、巻き始めると「ググ〜ン」と気持ち良いバイト!
久々の絵に描いたようなヒットなので、丁寧にファイティングして木村さんにランディングしてもらいました。
良い感じだったのですが後が続かず、漁り火の数が30分後には倍近くになってきて、水面がえらい事になってきましたので、一匹で十分に満足した私から上がりましょか〜?と声をかけました。
面白い釣りを二つも組んでくれた木村さんに感謝!
また来てみたい、素晴らしい所でした。
更に、この日収穫だったのはマジックスイマー145FSの動きを確認できた事です。
テスターの中島さんから、「145だけ動きが違いますよー、ヤバイですよ〜。」
と連絡が入ってましたので、ソルトではどんな感じなのか試してみたかったのです。
距離は十分、巻いてくると他のサイズと明らかに違う抵抗感が・・
他のモデルがテール部のみが軽やかに動く、ナチュラルなスイミングアクションですが、145だけは完全にS字系。
しかも、かなり早く沈める事が出来るので、シャロー〜ディープレンジまで攻略出来る優れものです。
バスだけじゃなく、シーバスのランカー狙いにも是非、お試し下さい。
ところで、今回のお魚は大分お腹が空いていたようです。
神経締めしていただいたこのお魚の大好物は・・・
お腹を開けた瞬間、オレンジ色の憎いヤツ(このフレーズ、分かる方は私と同年代でしょう。笑)がええニオイさせて大量に出て来たんです。
なんとっ、43匹のボケ(ニホンスナモグリ)でありました!
1匹だけ海エビが入ってましたが、ほとんど全て未消化でよっぽど短時間でバクバクしていたんでしょうね〜。
マジックスイマー82がボケの“産卵のっこみ”タイミングにマッチしていたのか、はたまた“おやつ”の小魚として食べたのか・・今となっては分かりません。
次回、チャンスがあれば聞いときますね〜。
ホントに、フィールドに出ていると面白い事がたくさん体験出来ます。
皆さんも、がんばって出かけましょう!
では、また。
<タックル>
ロッド:がまかつ ラグゼ・チーターR 96MH
リール:シマノ 04ステラ3000
ライン:シマノ AR-C PE0.8号
リーダー:シーガー グランドMAX 4号
ルアー:セビル マジックスイマー82 〜 145
メガネ:近眼、乱視に合わせたもの(宅配のめがねやさん仕様)