みなさんこんにちわ、フィネススタッフの清水潤一です。
梅雨真っ盛りですが、如何お過ごしでしょうか?
私なんかは合間に試行錯誤して慣れないチューニングと戦っています。
何度やっても上手に出来ませんが、日々繰り返し何個も何個も作って練習しています(笑)
自分なりに浮き角度や姿勢、フックポイントやサイズ、鉛の鋳込みまでチャレンジしています。
人それぞれ釣りスタイルがあるので「コレじゃなきゃ」っていうのはありませんし、
そこが雷魚釣りの楽しみの1つでもあり、フロッグを作ってる時から釣りが始まってる感じがします。
そこで私のお気に入りのフロッグの1つにハネダクラフトさんの「ぞうさん」があります。
マッスルベイト 455HO です。
何といってもそのルックスに魅かれて使い始めたのですが、実力も伴う攻撃的フロッグだと
実感させられました。
その魅力はチューニングまで波及し今や数々のバリエーションを整えています。
私的な汚いチューニングですが、その内のいくつかを紹介致します。
左写真はどちらも455HOゾウさんで、ウェイトは27.5g
ウェイトの取り付け位置が違うだけでこうも違います。(当たり前の話ですが)
これだけ違うと当然フィールドシチュエーションも違ってきちゃいます。
直立浮きと70度浮きそれぞれいい味出しています(笑)
ブレード&スイベルは不安定なフロッグの舵役を務めています。
そして2連結にしてあるのは、引っ張った時により水を掴む為でもあります。
事実、前半戦はブレード引きが大活躍してくれました。
また微妙な角度はブレードの大小で調節します。
私的にはチューニングは面倒で困難を喫しますが、自分の作った魂のこもったフロッグで
釣果があるとそれだけで満足しちゃいます!
確か廃刊になりましたが「ルアーファン」という雑誌で歴戦の兵フロッグベスト5がありましたが、
もし私が5個選ぶとしたら間違いなくその1つに入るフロッグです!
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また、よくフィールドで出会った雷魚アングラーに聞かれるのですが、
「フィネスなのにどうしてフィネスのフロッグを使わないの?」 (こんなニュアンスかな?)
答えは簡単です。 「フロッグはあくまでも雷魚を釣る為のルアーであって、
フィールドにあわせてチョイスするので、自社商品にこだわらず、他社商品も自由に使いますよ!」
こう答えます。みなさんビックリしますけどね(笑)
当たり前の話ですが、ハネクラさんもロデオさんもウィップラッシュさんもラッティーさんもスミスさんも
全て必要ですし、無いと不安で困ります。各メーカーさんのノウハウを凝縮させている訳ですから
それをフィールドで自分なりにチョイスするのが選択肢であり、引き出しに繋がっていくものだと
思っております。もちろん、フィネスフロッグもその内の1つです。
そんな感じでいつもフロッグはいっぱいで持ちきれません(笑)
フィールド毎にかばんをゴソゴソしてますよ(笑)
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最後に当HPの画像についていろいろご指摘があったのですが、雷魚界を取り巻く環境の事を
私達も今一度見直していかなければいけないと思いました。
画像も出来る限り分からないようには撮ってるつもりですが、それでも知ってる人は分かります。
全く難しい問題ですが、更に気をつけていきたいと思います。
なんか複雑な気持ちですが、これも今を取り巻く雷魚事情を考えると仕方が無いかも知れません。