こんにちは。
フィネススタッフのエヌです。
ルアーフィッシング、バスフィッシングって、一体どうしてこんなに楽しいのか?
のんびり過ごしている時に、このことをぼぉ〜と考えるのが好きです。
お正月は、久々にそんな感じだったのですが・・たぶん、この資料を読んでいたからだと思います♪
深い淵のはじまり。
神戸に在住する先輩からお借りした、丁寧にファイルされた貴重なもの。
震災で原本は失ったそうですが、このファイルは奇跡的に無傷だったそうです。
“赤”が見えます。
25年以上前、文具店のコピー機(当時はコンビニがあまり無かったんですよ!笑)を長時間占拠?して写されたこのモノクロの写真や文字は、「あの時代」を過ごさせていただいた僕や同世代のアングラーには、たまらない宝物です。
連載 2 より 〜
もう一度、言う。よきバスプラグとは、バスに恋した作者(メーカー)の、「想像力」の「化身」であると。
ボク自身は、器用じゃないから、きっと優れたバスプラグメーカーにはなれないけれど、その中に秘められた一つ一つのアイデアと美的センス、それをさも自分が作者になったようなつもりで探しあてていく。
それ位は出来る、だろう。
連載 9 より 〜
昔からこんな話もある。「ルアーに自信を持て。そうすれば、きっと、バスが釣れるようになる」と。多くの先生方がそう教えてくれたし、事実、そうなのだ。それでなくっちゃ、「ルアー使い」と名のれやしない。そこで、ボクはもう一つ。「ルアーに愛着を持とう。そうすれば、もっとバス釣りがおもしろくなる」。その事を約束しよう。
連載 16 エピローグ(終章) より 〜
どうぞ、このグラビアを見る時、レコードは是非、それ風なものを、それと、「F.E.N.」(米・駐留軍放送)で、土曜の夕方に流している、「タイム・マシーン」という音楽番組も、このプラグたちにとりわけ良く似合います。もし、その気があったら聞いてみて下さい。なにしろ、オールデイズ・ヒット特集番組なんですから。
ルアーを眺め、想う時間にマッチするBGMまで紹介しているなんて、レコードというのもすごいです。
若い頃に読んでいたのですが・・四十半ばを超えた今、ゆっくり読み返してみると。
若林 務氏のルアー、友人に対する愛情、将来の日本のバスフィッシング、アングラーへの想いが、とてもよく伝わります。
学ぶべき事が、たくさんあり過ぎます。
先人の残してくれた素晴しい遺産に対して、改めて敬意を表し、自然や現存する道具たちを大切にしていきたい、そして次の新しい世界を見てみたいと思います。
「一体どうしてこんなに楽しいのか?」
一生考えても答えが出ないような、気がしています。
こんな、すてきな世界に足を踏み入れてしまった事を、ときどき“しまった!”と思ったり・・。
でも、きっと生まれ変わっても、また、同じあやまちをしてしまう事を望んでいます♪
まだまだ、これから。
最高に楽しい、「釣り」に深くかかわっていきたいと思います。
では、また。^^
追記:
このファイルには。
僕が生涯愛してやまない、ビルプラマーの「ハリソンスーパーフロッグ」(セカンドバージョン)が掲載された記事も、保存されていました。涙
奇跡が綴られています。
日本のバスフィッシングに多大な影響を与えた故則弘祐氏のリリーパッドゲームの“約束ごと”は、フロッグルアーによるカバーゲームのベーシック・・既に確立されたタックル理論がそこに展開されていました。
素晴しい!
先輩達に、感謝します。
そして、やっぱり僕は根っからのカエル好きみたい、デス♪